Official髭男dism『Pretender』に隠された真実とは!?

娯楽音楽

はじめに

みなさん、Official髭男dismの『Pretender』という歌を知っていますか?

失恋を歌った歌ですが、この歌に隠された真実があることは知っているでしょうか?
今日はその、Pretenderの隠された真実の話をしていきたいと思います!

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「Pretender」を同性愛から読み解く

まずはこの記事をお読みください。

Official髭男dismの大ヒット曲「Pretender」を同性愛から読み解く

これはPretenderに対して、「この歌は、実は同性愛(男のことを好きな男)のことを歌ったものじゃないか?」という視点で書かれたものです。
そう、隠された真実とはこのことで、Pretenderは、「男のことを好きな男の歌」として見ることができるのです!

みなさん、この歌を聞いてこう思ったことはないでしょうか?

「『もっと違う関係で 出会える世界線 選べたら良かった』
とか、
『君の運命のヒトは僕じゃない』
って、なんかおおげさじゃない?」

この一見おおげさな言い方に、この歌の真実が隠されているのです!

ひとつひとつ見ていきましょう。
1番の歌詞です。

歌詞を読む

君とのラブストーリー
それは予想通り
いざ始まればひとり芝居だ

→主人公が同性愛者なら、恋が叶う可能性は低くなります。
恋した相手は自分のことを恋愛的な意味で好きである可能性が低いからです。
だから、「予想通り」「ひとり芝居」になってしまいます。

感情のないアイムソーリー
それはいつも通り
慣れてしまえば悪くはないけど

→アイムソーリーとは、ごめんなさい、のこと。恋愛において「ごめんなさい」とは何でしょうか?
そう、「告白されたときに断る言葉」ですね。
感情が伴わない「ごめんなさい」に、いつものように(この主人公は今までも、告白しては断られてきたのでしょうか)、慣れてしまえばいいのですが、(続く)

君とのロマンスは人生柄
続きはしない

→人生なんです。自分の人生をかけてもロマンスが続かない、つまり恋が叶わないんです。これは男女じゃなくて、主人公の好きな相手が男だからです。
相手が、自分のことを好きになってくれる可能性が、人生レベルで無いんです。

もっと違う設定で もっと違う関係で
→もし自分の性別が女の設定だったら、よくある恋人同士になれたかもしれない。
もし自分の恋愛対象が女の設定だったら、ただの友人関係になれたかもしれない。

もっと違う性格で もっと違う価値観で
愛を伝えられたらいいな

→もし何も気にしない性格だったら、もし同性愛のことを何とも思わない価値観だったら、好きだって言えたのに。

君の運命のヒトは僕じゃない
→運命のヒトなんです。
男でも女でもなく、ヒトなんです。
でも相手は、女が好きなんでしょうから、僕は運命のヒトにはなれません。

それじゃ僕にとって君は何?
答えは分からない 分かりたくもないのさ

→僕にとって君は「友人」だと認めたくない。それは嘘になるから。
「好きな人」だとも認めたくない。その恋が叶うことは相手はあり得ないから。
だから、分かりたくもないのです。

といったように、1番だけ見ただけでも、男女の恋愛のとき以上に、「叶わぬ恋」の要素が押し出されていることに気付くでしょう。

本当に同性愛?

しかし、これではまだ「同性愛」とは断言はできません。
叶わぬ恋、というのは他にもあります。
たとえば不倫。
たとえば兄妹または姉弟。
男女の恋だって、叶わぬ恋はあります。

決め手はタイトル

ここで、歌のタイトルが重要な意味を持ちます。

Pretender

それは、日本語にすると「〜を装うひと」「〜のフリをするひと」です。

同性愛者は、自分が同性愛者だとオープンにすることは少ないです。
まだまだ世間の理解は十分じゃありません。
多数派の異性愛者(女のことを好きな男、男のことを好きな女)のフリをするのです。

そう、

だから、

Pretenderなのです!

これがPretenderに隠された真実です!
男女の失恋を歌っているようでいて、実は男と男の恋愛・失恋を歌っているのです。
この歌自体もまた、男女の失恋の歌のフリをしているのです!

しかし、ここまできても、本当に男女の失恋の歌の可能性もあります。
それは誰にもわかりません。
Official髭男dism自身も、それは決めていないんじゃないかと思います。
この歌を聞いたあなたが、心の中で決めてください。

おわりに

このように、Pretenderは非常に深い歌です。
もしこれを読んでいるあなたが、この話を「なるほど!」と思ったのなら、ぜひ周りの人にもこの話をしてみてください。
また、Pretenderだけでなく、他の恋愛ソングにも、もしかしたら同性愛の歌が隠されているかもしれません。
そういう目線で恋愛ソングを聞いてみるのも、面白いかもしれませんね。

この記事を書いた人

相内マコト
出身:埼玉
学歴:大卒
職歴:製造業、ゲーム会社
趣味:演劇、読書、ギター、スプラトゥーン、アーマード・コア

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