2024大河ドラマ『光る君へ』の感想・ネタバレ

ドラマ

正式タイトル:光る君へ(ひかるきみへ)
略称:-
時代:平安時代中期
物語:源氏物語の作者である紫式部の一生を描く
脚本:大石静
主演:吉高由里子
テレビ放送局:NHK総合
テレビ放送期間:2024年1月7日~
世帯/個人視聴率(関東地区)
平均:11.8/6.9%(第1-7話)
最高:12.7/7.5%(第1話)
最低:10.9(第7話)/6.3%(第6話)

ここ数年、大河から離れていましたが、久しぶりの女主人公、そして鎌倉時代よりもっと前の話ということで、ちょっと興味が湧いてきました。
過去にない個性あふれる作品になることを期待して、自分が感じたこと思ったことを記録として残します。

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『光る君へ』の主な登場人物の名前と登場話数

紫式部の関係者(下級貴族)

名前関係/立場話数俳優
紫式部
(まひろ)
代筆1-7吉高由里子
(落井実結子)
藤原為時父/文人1-7岸谷五朗
ちやは1国仲涼子
藤原惟規
(太郎)
1-6高杉真宙
(湯田幸希)
藤原宣孝親戚1-2,4,7佐々木蔵之介
乙丸従者1-7矢部太郎
いと乳母1-2,4-5,7信川清順
はる下女1島田桃依
熊丸下男1志村光貴

藤原道長の関係者(上級貴族)

名前関係/立場話数俳優
藤原道長
(三郎)
1-7柄本佑
(木村皐誠)
藤原兼家父/右大臣1-7段田安則
時姫1三石琴乃
藤原道隆長兄1-7井浦新
高階貴子長兄の妻1,3,6-7板谷由夏
藤原定子長兄の娘3木村日鞠
藤原道兼次兄1-7玉置玲央
藤原詮子1-6吉田羊
懐仁親王姉の息子2-4,6石塚陸翔
藤原道綱異腹の兄5上地雄輔
藤原寧子父の妾/
道綱の母
5,7財前直見
藤原繁子叔母2-3,6山田キヌヲ
藤原為光父の異母弟1,4,7阪田マサノブ
藤原公季父の異母弟7米村拓彰
百舌彦従者1-5,7本多力
平惟仲家司1,3佐古井隆之

源倫子の関係者(上級貴族)

名前関係/立場話数俳優
源倫子3-7黒木華
源雅信父/左大臣1-7益岡徹
藤原穆子母/まひろの遠縁3-4石野真子
赤染衛門女房/女流歌人3-7凰稀かなめ
しをり知人/貴族の姫3-7佐々木史帆
肇子知人/貴族の姫3-4横田美紀
茅子知人/貴族の姫3-7渡辺早織
やよい貴族の姫4菊川陽子

朝廷(天皇)の関係者

名前立場話数俳優
円融天皇64代天皇1-4坂東巳之助
花山天皇
(師貞親王)
皇太子→
65代天皇
1-7本郷奏多
(伊藤駿太)
藤原頼忠関白1-2,4-5橋爪淳
藤原公任関白の息子3-7町田啓太
藤原遵子関白の娘/入内1-2中村静香
源重信雅信の弟1鈴木隆仁
安倍晴明陰陽師1,3-5,7ユースケ・
サンタマリア
須麻流晴明の従者1,3,5,7DAIKI
藤原顕光公卿1,4,7宮川一朗太
藤原文範公卿・学者1,4,7栗田芳宏
藤原実資円融天皇の
側近
2-5,7秋山竜次
桐子藤原実資の妻7中島亜梨沙
藤原斉信一条朝四納言3-7金田哲
藤原忯子斉信の妹/
花山の女御
4-7井上咲楽
藤原行成一条朝四納言3-7渡辺大知
俊古書記官2-3,5久保田武人
藤原義懐花山天皇の
叔父
4-7高橋光臣
藤原惟成花山天皇の
乳母子
4-7吉田亮
侍従宰相5加藤歩

その他

名前立場話数俳優
清少納言
(ききょう)
歌人/
枕草子の作者
6-7ファースト
サマーウイカ
清原元輔歌人/
清少納言の父
6大森博史
座頭散楽一座1佐藤伸之
コウメイ散楽一座1金澤慎治
兼太散楽一座1長谷場俊紀
兼次散楽一座1松岡歩武
兼三散楽一座1千葉雅大
直秀散楽一座2-7毎熊克哉
黒太散楽一座2-7原池優
白太散楽一座2-7佐久本歩夢
百成散楽一座2-7吉田壮辰
磯丸散楽一座2-7谷川功
久々利散楽一座2-7上田実規朗
輔保散楽一座2-7松本実
ぬい京の住人1-2野呂佳代
絵師代筆業2-3三遊亭小遊三
麻彦まひろの客2小平大智
寄坐神降ろし5傳田うに
神降ろし5植本純米

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『光る君へ』の各話のあらすじと感想

977/978年(幼少期)

第1話『約束の月』(12.7/7.5%)

1.陰陽寮。安倍晴明が星を見ながら不穏なことを予知
2.まひろの家。下級貴族の父は書物を読み、弟は遊び、他のものは仕事
3.三郎の家。上級貴族の父、母、兄などの家族が集まり食事
4.まひろの家。親戚の宣孝が来て、父に仕事のアドバイス
5.三郎の家。笛を吹いたり、琴を奏でたりして音楽鑑賞。まひろの父が、三郎の父に書状を渡す
6.山中。まひろは母と一緒に父のため願掛け巡り
7.まひろの家。たびたび留守にする父に不満のまひろ
8.正月、清涼殿。下級貴族の運命を決める人事会議
9.まひろの家。父と一緒に学問を学ぶ
10.天皇の住まい。関白の娘と三郎の姉が入内
11.晴明の住まい。雷が落ちて火事が起きる
12.三郎の家。姉の悪い噂に対して、父が策を弄する
13.散楽。三郎が従者を連れて一座の劇を鑑賞
14.まひろの家。籠から逃げ出した鳥を追いかけるため、まひろは家を飛び出す
15.川べり。まひろと三郎が初めて対面。互いに立場を偽り自己紹介。次回も会う約束をする
16.天皇の住まい。大臣たちが晴明の火事について議論
17.三郎の家。父が、まひろの父を呼び出し、皇太子の家庭教師を依頼(スパイ
18.再び、川べり。まひろと三郎は、馬鹿について議論したのち、真実を話す。次回も会う約束をする
19.まひろの家。父の仕事の支度
20.三郎の家。父が自宅に晴明を呼び出し、関白の娘の懐妊を邪魔するよう依頼
21.天皇の住まい。まひろの父が、皇太子に勉学を教授
22.山中。まひろは母の付き添いで、再び願掛け巡り
23.三郎の家。身分の件で、三郎と次兄がひと悶着
24.山中。願掛けの帰り道、まひろは三郎の次兄と衝突。それを見て娘をかばったまひろの母は、次兄に刺殺される
25.三度、川べり。三郎は一人待ちぼうけ
26.三郎の家。帰宅した三郎は、血に染まった次兄を見て物陰に隠れる
27.まひろの家。母の死を悲しむ家族一同。犯人の素性を知った父は、子供たちに、病気で死んだことにすると伝える
28.それぞれの家で、月を眺めるまひろ、三郎

感想

第一印象、知らない、難しい言葉が多いなあ、と。
入内、散楽、東宮などなど。
ただ、一部の用語はナレーションの説明が入るので、そのうち慣れてくるのかもしれません。

初っ端から、衝撃的なラストでしたね。
思わず、「あっ」と声が出てしまいました。
全体的にダークなサスペンスっぽい雰囲気でちょっと戸惑いを覚えましたが、こういうアクシデントも必要不可欠という判断なのでしょう。
ですが、偶然が何度も重なる展開はやや強引ですね。

特に興味深かったのは、『馬鹿』の下り。
久々に由来を聞いた気がします。
『嘘』をつく人間の末路は悲惨っといったところでしょうか。
予言も含め、ラストに全部繋がっている感じ。
一方、噓を信じ込ませるのも高度なテクニックが必要で、このあたりから作家の卵としての片鱗をちらつかせています。

あと、子供たち、字がうまいです。
本当に書いているように見えたけど、相当練習したのかな?
足であそこまで綺麗に見えるのは、正直驚きました。

この他、今も昔も変わらない権力闘争。
腹の探り合い、化かしあい。
すぐキレる若者。女の噂話。政略結婚。
どのように物語を紡いでいくのか注目。

984/985年(成人期)

第2話『めぐりあい』(12.0/7.1%)

1.まひろの家。母の死から6年。家族親戚一同が集まり、成人の儀式を迎えたまひろの年齢は15歳
あの事件以来、まひろと父の関係はギスギスしてる
2.代筆屋。父に黙って、恋文(ラブレター)など詩や文を書くバイトをしてるまひろ
3.内裏。天皇、関白、大臣などが集まり盗賊対策について議論
4.大内裏。三郎は元服後、道長と名称変更。母はナレ死。2人の兄は上級貴族として道を歩み、姉は天皇の子を授かり育児中。天皇は道長の父を恐れ、姉を遠ざけてる。そんな姉に、父は東三条殿に下がれと進言。父は天皇の子を人質として画策
5.まひろの家。大学に行かせるため、弟に学問(孟嘗君の鶏鳴狗盗)を教える父
6.代筆屋。客からのクレームに対応するまひろ
7.大内裏。天皇にラブレター?を書いている姉
8.散楽。道長と従者ほか鑑賞。そこに、ぬいが現れ従者とどこかに。一人になった道長は、6年ぶりにまひろと再会。あの日のことや代筆屋ついて話すも、素性は互いに隠したまま
9.大内裏。数年ぶりに会う道長の姉と天皇。彼女は仲直りを希望するも失敗
10.東三条殿。皇太子を痴れ者と考察する、道長の父とまひろの父
11.山の展望台。道長の父は、天皇の食事に毒(調子を崩す程度)を盛るよう次兄に命令。一度は拒絶するも、まひろの母殺害の件で脅され最終的に承諾
12.大内裏。稽古をしてる道長を、なにやら険しい顔つきで見つめる次兄
13.代筆屋。再び同じ客からクレーム。原因を見抜いたまひろは相手に真実を話せとアドバイス
14.大内裏。再会したまひろに言われたことを思い出す道長
15.内裏。天皇などが集まり政。具合が悪そうな天皇を見て、思案する道長の父
16.内裏。皇太子に学問を教えるまひろの父。自分が天皇になったら式部丞の蔵人に重用するなど、皇太子は父のことを気に入ってる様子
17.代筆屋。クレーマーがまひろに成功の報告
18.まひろの家。乳母が代筆のことを父にばらす。よりいっそう親子の関係が険悪に
19.代筆屋。絵師にまひろの父が何か渡す。その後、道長がまひろに会うため訪れるも、絵師はまひろなんて知らんぷり
20.道端。人助けをして2人組の男たち追いかけられる謎の男(散楽の直秀)。まひろに衝突後、雲隠れ。謎の男と勘違いされた道長が2人組につかまり次回へと続く

感想

物語の核
ここまで、道長の父“藤原兼家”のペースでことが進んでいる。
娘に天皇の子を作らせることに成功。
一方、ライバルである関白の娘に子はできず。
次期天皇候補の情報収集。
現天皇を失墜させるための異物混入など。
長男を光、次男を闇として使い分け、長女を子を産み出す製造機として利用する悪の所業
目的達成(天皇を傀儡し政を一手に担う?)のためなら家族の犠牲すら厭わない。
前話でキレる若者と見ていた次男ですが、どうも父親の教育の賜物のような気がしてきました。
父親に対してだけは極めて従順。
関白の娘にはなぜ子ができないのか?
兼家に頼まれた晴明が何かしたのでしょうが、今後明かされるのか不透明。

まひろと道長の関係性
まひろは、自分の母を殺した男が父の仕事の関係者である藤原兼家の次男“道兼”であることは知っているが、三郎が兼家の3男であることは知らない。
道長は、自分の父と繋がりがあるまひろの父“藤原為時”の娘であること、次兄がまひろの母を殺したことも知らない。
神視点(読者視点)からすると、いつ互いの正体がバレるのかヤキモキする状況がしばらく続きそう
そして、前回に引き続き嘘と真実。現代でも問題になっているテーマですが、やけに力が入っているなと。

孟嘗君(もうしょうくん)の鶏鳴狗盗(けいめいくとう)
初めて耳にしたので、思わずググってしまいました。
鶏の鳴きまねなど、取るに足らないことでも何かの役に立つたとえらしいです。
なんとなく、道長か皇太子のことを示唆しているのかと思ってしまいました。

ラブレター
まひろの声色。男のふりをしていたんですね。
あの微妙な下手くそな感じが、逆にウマイと感心。

どうでもいい伏線?
相変わらず関白の声が小さいのは何なのでしょう?
演技の中の演技のようには見えませんが。
もう一つ、道長の従者“百舌彦”とただの一般人“ぬい”の逢引。
夫婦にならず?6年も続いているとか、スパイを勘繰りたくなる。

第3話『謎の男』(12.4/7.3%)

1.道端。盗賊と勘違いされ二人組の男(放免)に連れていかれる道長を、見送るまひろ
2.検非違使。冤罪(貴族だから)とわかり釈放される道長を、謎の男が見ている
3.右大臣の館。父に叱責されるも、適当にはぐらかす道長
4.まひろの家。謎の男がきて、まひろに道長の無事を知らせる。それを聞き、家を出ることが難しいまひろは弟に道長の捜索を依頼する
5.大内裏。道長は友人たちと囲碁を打ちながら談笑
6.代筆屋。まひろの弟が道長について尋ねるが、絵師はごまかす
7.道端。道長を探し回るまひろの弟
8.まひろの家。どうやって誘ったんだが、弟がまひろの前に3人の男を連れてくるもハズレ
9.夜の河原。体調のすぐれない天皇のために祈祷する晴明
10.内裏。天皇の調子について議論する天皇の側近と道長の次兄
11.右大臣の館。道長の次兄が父に天皇の側近について相談。他の家族は長兄の娘について話し合う。晴明が祈祷について父に報告
12.内裏。天皇と側近、天皇と道長の父それぞれ天皇の体調や息子について議論
13.大内裏。天皇の体調を疑ったことで女性陣に変な目で見られた天皇の側近は、道長の次兄に愚痴をこぼす。その後、次兄は道長に会い腹の探り合い
14.右大臣の館。まひろの父と道長の父。皇太子と左大臣について議論
15.左大臣の館(土御門殿)。琴を弾く倫子を見つめる両親
16.まひろの家。父がまひろに左大臣の歌会(女子会)に行ってみてはと助言(スパイ)
17.左大臣の館。女性陣と一緒に偏つぎ(百人一首みたいな遊び)を楽しむまひろ。独り勝ちで周囲を驚かす
18.関白の屋敷。道長ほか上級貴族同士で勉強会
19.まひろの家。左大臣の館から戻ったまひろ。父にその時の話をするうち、間者として利用されたことに気づくも受け入れる
20.左大臣の館。再び訪れるまひろ。皆が詠む歌に微妙な表情
21.散楽。従者と鑑賞するまひろ。そこに道長が訪れ再会。さらに謎の男と顔合わせして終了

感想

謎の男
おそらく散楽の一員の直秀を指していると思われますが、タイトルに入れるほど出番が多くありません。
今回の話の肝は、まひろが上級貴族の姫たちに混じってサロンの仲間入りを果たしたことだと思いますが・・・。

復讐?
なんてことを、まひろの父を見て1%くらい思ってしまいました。
まさか自分の娘を間者として利用するとは。
手法が、道長の父にだんだん似てきてる気が。
そのことに気づいたときのまひろの反応。
動揺しながらもすぐに受け入れ、いったいこの親子は何を考えているのやら。
ちょっと怖い展開に進みそうな前兆。


個人的にあまり興味はないのですが、やらないわけにもいかないのかな。
だいたいにして、惹かれ合う理由がピンとこない展開が多く感じます。
なんかこうドラマのお約束みたいに見えてしまうんですよね。
まひろと道長の関係について、今までにないオリジナリティを期待したいです。

娯楽
囲碁ってこんな昔からあって今も行われているのかと思うと、ちょっと驚きです。
自分にとっては将棋のほうが馴染みやすく、囲碁は敬遠していましたが、話の中でもう少し掘り下げてくれれば、もっと興味が湧いてくるのかもしれません。
もう一つ偏つぎ。こちらは女性向けの遊びなのかな。
ぱっと見、カルタを連想しました。それにしても他の姫君は経験者じゃないのか、あの負けっぷりは!

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第4話『五節の舞姫』(11.3/6.7%)

1.散楽。まひろは直秀に道長への謝罪を求める。また、道長に自分の素性を明かす。道長とまひろの親戚対面。直秀は道長にましろに会うなと苦言
2.まひろの家。親戚と父の件で議論を交わすまひろ
3.右大臣の館。道長の姉は円融天皇のことで道長に探りを入れる
4.晴明の館。円融天皇の退位を占う
5.内裏。皇太子が円融天皇の側近を篭絡しようとするも失敗
6.左大臣の館。道長の父を恐れ、倫子の父は娘に皇太子への入内を勧めるも拒否される。直秀?らしき盗賊(ねずみ小僧的な?)たちが盗みを働く。翌朝、まひろが歌会に参加。竹取物語について議論
7.右大臣の館。姉の子を早急に天皇に即位させるため、道長3兄弟と父が議論
8.散楽。まひろは道長に会いに来るも会えず
9.右大臣の館。道長と長兄が雑談
10.散楽。まひろと直秀は道長のことで話し合う
11.内裏。道長の姉は、円融天皇に会いに来るも毒をもったと罵倒される
12.右大臣の館。道長3兄弟と父が酒を飲み交わしているところに姉が激怒の様子で現れひと悶着
13.まひろの家。ボーっと月を眺めるまひろ
14.内裏。8月、皇太子が花山天皇に即位。藤原忯子が入内
15.まひろの家。15年ぶりに官職を得たまひろの父の祝いの宴
16.内裏。花山天皇を中心とした政。モノの値段について議論
17.大学寮。道長たちは花山天皇の噂話
18.左大臣の館。まひろは、倫子の代わりに五節の舞に出ることを承諾
19.豊明節会。五節の舞に参加したまひろは、母の仇の隣にいる三郎を見て彼の正体を知る

感想

身バレ
思いのほか、早かったですね。最低でも10話くらいまで引っ張るかと予想していましたが。
サスペンスドラマじゃあるまいし、そこまで温存させるネタでもないか。
しかし、舞を踊っているまひろにまったく気づかない道長。
散楽にはあれほど興味津々なのに、上級貴族の芸事にはまったく無関心なの面白い。

花山天皇
このキャラ設定は今風だなあ。
NHKがゴールデンタイムで緊縛プレイを放送するとは、誰が想像できたでしょう。
子供に、「これ何してるの?」と聞かれたら、どう答えればいいのか。
それにしても、天皇の扱いがかなり厳しめ。円融天皇はDVみたいなことしているし。
現在の天皇に対するイメージがちょっと心配になるのは考えすぎかな!?

倫子
クレジットを見ると、道長の次“3番手”くらいの重要キャラのようですが、なかなか本心が見えてこない。
盗賊に入られたのを知ってもケロッとしているし、まひろを自分の身代わりに立てるは、いったい何を考えているのやら。
嫌がったり、申し訳なさそうにしたりしている姿すら演技に見えてしまう。
いつもニコニコ笑顔、時々シリアス顔になるこの手のタイプが一番恐ろしい・・・。

竹取物語
竹の中から産まれたかぐや姫が育ち大人になり求婚を退け月に帰っていく。
ただそれだけの単純なお話だと思っていましたけど、身分が一つのテーマになっているんですかね。
人を上下で区分するのは愚かなこと。
立場が上だからといって言いなりになる必要はなく、下だからといって何でもかんでも縛り付けられるものではないと。
社長、部長などの役職がある現代にもいろいろ通じるものがありますが。
実際、人から上下関係を取り除いたとして、それで社会がちゃんと回るのかかなり疑問。
どうしたって、トップ、指導者と呼ばれる人たちが不可欠な気がします。

第5話『告白』(11.7/6.8%)

1.まひろの家。舞での出来事を思い出すまひろ
2.左大臣の館。倫子などがまひろの身を案じている
3.まひろの家。眠りにつくまひろのために僧と巫女?が霊降ろし。目覚めたまひろは父と、母の仇について話し合う
4.大内裏。道長と一緒に歩いている男たちが、舞で倒れた娘について話をしている
5.まひろの家。まひろは琵琶を弾きながら母の言葉を思い出す
6.内裏。天皇と側近たちが政。天皇の妻が寝込む
7.大学寮。道長などが天皇について話し合っている
8.右大臣の館。道長は父と食事をとりながら天皇の話。道長の長兄は妹に、父と仲直りするよう進言
9.左大臣の館。関白、左右大臣が飲み会。各々、現天皇に対して不満顔
10.散楽。一味で飲み会。まひろの噂話
11.右大臣の妾の館。道長の父は、妾とその息子と談笑
12.まひろの家。まひろと直秀は、道長のことで話し合い
13.右大臣の館。道長はまひろ宛の手紙を書いている
14.まひろの家。道長からの文を読むまひろ
15.散楽。まひろの従者が直秀に頼み事
16.まひろの家。まひろは道長と会う決心をしたものの、場所を変更したいと直秀に依頼
17.道中。馬に乗る道長に直秀はまひろからの伝言を伝える
18.右大臣の館。天皇の子の懐妊を知った道長の父は、晴明に呪詛を依頼。一度は拒否されるも、関白、左大臣の力を借りて押し切る
19.六条。道長に会ったまひろは、母と道長の次兄との経緯についてすべて打ち明ける。直秀もこの話を盗み聞き。ショックを受けた道長は泣き続けるまひろのことを直秀に頼み、その場を立ち去る
20.右大臣の館。怒り狂った道長は次兄を殴る。そんな道長の様子を嬉々とする父
21.まひろの家。帰途に就いたまひろは、父の胸で泣き続ける

感想

道の名の由来
告白がメインのはずなのに、こっちが気になってしまいました。
私が倒れたら息子に。息子が倒れたら孫に。常にこの一族が実権を握り続けると。
まさに世襲制
妾の子にもつけているのは万が一の保険か?
道長の父“兼家”の計画は概ね順調なようだが、このまま思い通りにいくのでは何か物足りないから、一波乱も二波乱もする展開が来るかな?

闇落ち
善人が悪人になるのをこう呼ぶことがあるが。
まひろにしろその父親にしろ、なりそうでならない。
今回、裏の手と発言した詮子はどうでしょう。
父親に一泡吹かせることができるのか?

号泣
って言い方で正しいんだろうか。
まひろが泣くシーン。同情、哀れみといった感情よりも、“長いなあ”とダレる気持ちのほうが強くなってしまいました。
そして子供っぽいなと。
それもそのはず、見ていたときすっかり忘れていたが、まだ中3くらいの年齢なんですね。
好きという感情が芽生えつつある道長ではなく、嫌悪していた父親の胸に自らすがりつくのはなかなかよかった

ギャグ
霊降ろしと関白。
酔ったときのみ声が大きくなる人は私も見たことあるが、問題は前者。
さすがに、タイミングがわざとらしくないですかね。
予告ですぐ立ち直るのはわかっていたものの、状況的にもっと深刻になってもいいはずなのに、これのせいで興が冷めた。

伝言
どうでもいいことなのだが、道長とまひろは、他の人をいちいち巻き込むなと。
会いたければ話したければ、最初に出会った河原でいいだろと。
直秀が今話で2度もまひろの家を訪ねたのは、あきらかに無駄で、尺稼ぎを勘繰ってしまいます。

第6話『二人の才女』(11.0/6.3%)

1.まひろの家。父から左大臣の家に行かなくていい(スパイ)と言われたまひろだが、お家のことを考え、続けると申し出る
2.右大臣の館。道長は、父から左大臣の娘を娶れと言われる。次兄に対しては、忘れるかわりに泥役を担わせるつもり?
3.まひろの家。道長との関係を断ち切る決意をしたまひろは、何か夢中になれるものを探そうとする
4.山中。恐ろしい形相で馬を走らせる道長
5.985年、左大臣の館。歌会に参加するまひろ。蜻蛉日記について語り合う
6.散楽。まひろは直秀たちに物語を一つ披露するも、まったく笑えないと突き放される
7.内裏。藤原斉信は、妹の忯子の見舞いのついでに頼み事。そこに天皇が現れ、お前呼ばわりされる
8.右大臣の館。道長一家排除の噂を耳にした道長は、長兄に相談。対策として、漢詩の会を提案
9.大内裏。天皇の側近が、道長の同期を懐柔しようと画策
10.左大臣の館。面白い話をする倫子に、苦笑いを浮かべるまひろ
11.右大臣の館。道長の姉が倫子の父を呼びつける。前天皇への毒盛りの件を話し操ろうとする。また、道長に倫子との婚姻を勧める
12.まひろの家。道長の長兄の使いから、漢詩の会の誘いを受けるまひろ親子
13.右大臣の館。まひろ親子とききょう親子対面。漢詩の会の参加者は道長本人、道長の長兄・同期ほか。会終了後、道長は急いで文を書く
14.まひろの家。夜空を眺めるまひろ
15.大内裏。夜回りしていた道長は、盗賊と遭遇。すかさず弓を引くと、盗賊の一人(直秀)の肩に放った矢が刺さる
16.まひろの家。道長の文を受け取るまひろ
17.内裏。天皇の妻・忯子が御隠れ(死亡)
18.まひろの家。道長の本心を悟ったまひろは文を大事そうに抱きしめる

感想

二人の才女
親友?になりつつあるまひろと倫子を指すのかと思ったら、まひろ(紫式部)とききょう(清少納言)のことだったのですね。
ききょうのずけずけと物言う性格。倫子に似てなくもないかな。
どちらも明るくて自分の思い通りに生きている感じ。
できるだけ自身を押し殺して毎日を生きる現代人にとっては羨ましいかぎり。

漢詩の会
漢詩って、一種の暗号みたいだな。
日本人の私でさえ、何が言いたいのかよくわからない。
それゆえか、心の声(翻訳)演出がありがたいとしみじみ思った。

藤原道隆
道長の長兄。
今までパッとしない地味な役回りだったが、ようやく本領発揮?
会を取り仕切るさまは、一族の長に相応しき品格を漂わせている。
ただ、全登場人物の中で一番まともそうに見えるからこそ、キレたとき何するか想像できない

笑いのツボ
まひろは他の人と何かずれている模様。
女子会で「何が面白いんだろう」みたいな顔つきを見せていたが、私も同じ感想を抱きました。
たとえば、漫才。
よく観客のワハハの声が聞こえてくるが、私はピクリとも反応できない。
万人共通の面白い話を作るのがいかに困難か痛感。

ねずみ小僧?
どのような理由があれ、犯罪はいけませんよね。
たとえ、相手が履いて捨てるほどのお金持ちでも。
これを認めてしまったら、社会は回らないし、安心して暮らすこともできない。
どんなに芸達者でも、罪を犯したら何もかも嘘くさく見えてしまう。

第7話『おかしきことこそ』(10.9/6.4%)

1.内裏。天皇の妻・忯子とそのお腹の子の死を、親しい人たちが悲しんでいる
2.まひろの家。再度、道長から遠ざかることを考えるまひろ
3.夜の草むら。盗賊一味(直秀ほか)が置いていった衣類を見て喜ぶ民衆
4.大内裏。人に矢を放ったことを改めて考える道長
5.草むら。仲間に腕を治療してもらう直秀
6.まひろの家。面白い話について思案するまひろ
7.右大臣の館。道長の父と晴明が、天皇の妻の死の件で衝突。その後、それぞれ道長と軽く言葉を話す。その夜、道長の父は自分は呪われていると妾に泣きつく
8.散楽。まひろが笑える話をしに訪れる。その中身は、狐に騙される猿(右大臣家一族)で、さっそく稽古をし客に披露
9.内裏。妻の死のショックが抜けない天皇。まひろの父に右大臣への不満をぶちまける
10.大内裏。右大臣、左大臣などが集まり天皇の亡き妻の称号について議論。蚊帳の外の実資は妻に愚痴
11.右大臣の館。道長の長兄と次兄が飲酒。兄の労いの言葉を聞き涙を浮かべる弟
12.大学寮。道長と同期たち。天皇の亡き妻のことを議論した後、打毬をやろうという話に
13.馬で帰路。道長と従者がまひろに宛てた文のことで話
14.右大臣の館。帰途についた道長は、警護班の行き先を知り憤る
15.散楽。中傷(劇の中身)を知った右大臣家との間でひと悶着。そこにいたまひろも巻き込まれ、道長が救い出す。話の出所について、正直に話すまひろ
16.右大臣の館。まひろの父は、道長の父に天皇へのスパイ活動をやめたいと申し出て了解を得る
17.まひろの家。親戚、まひろなどに間者終了の報告をする父。それに対して、官職を解かれることを危惧する親戚
18.左大臣の館。まひろほか女性たちが打毬のお招きの件で盛り上がる
19.打毬会場。貴族の娘など観客が大勢集まる。競技者である道長同期4人のうち1人休むことが判明
20.散楽。道長の従者が直秀に会いに
21.まひろの家。打毬の誘い、一度は断ったまひろだが迷っている
22.打毬会場。結局、誘惑に勝てなかったまひろが倫子たちのところへ。道長チーム4人目は直秀。試合終了後、道長たちの女に対する考え方を聞いてしまうまひろ。また、道長は直秀の肩の傷を見て勘づく
23.まひろ家。道長の言葉を偽りと感じ取ったまひろは文を燃やす

感想

女性蔑視
女は男よりも下。
小学生から中学生の頃の私は、ずっとそう思っていました。
これは、たぶん愛読していたバトル漫画の影響が強いのだと思います。
男ならこう強くあるべしという考え方が体の隅々まで染みついていたのです。
現代人の私ですらそうなのですから、1000年以上前の男女差別はどれほどのものだったのか

キャラ崩壊?
は、さすがに言いすぎでしょうか。
花山天皇と、道長の父:藤原兼家、兄:藤原道兼の3名。
今話だけ、別人に見えてしまいました。
女好きの天皇が、こんなにも取り乱すとは。
妾の前で幼児化する道長の父については、なんか笑っちゃいました。
まひろの母の仇にしても、キレる若者はどこへやらといった感じです。

直秀の正体
芸人かつ泥棒であることは確定。
さて、今回は乗馬を披露ときたら、元貴族?
家を追い出されたか、潰れたか?
それにしても、自分を殺そうとした道長の傍で上半身裸になるのはありえないだろ。
まひろに気を取られていたとか関係ない気がする。

打毬
片方の手で馬の手綱を握りながら、もう片方の手でゴルフクラブみたいなものを振り回しボールを打つのか。
難易度高そ。

おかしきこと
運気を上げるために、頭の上にウンチを載せるとか下ネタか!
まだまだ作家として未熟なまひろでしたと。

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