「ソロキャンプって何から始めたらいいの?」
「結局、楽しめずイヤな経験になってしまわないか不安」
「いざ1人だと心細くならないかな」
「道具は何を用意したらいいの?…高いの?」
初心者1人でのキャンプ、不安に思いますよね。
かくいう私もその1人でした。
実はその不安、事前準備を知ることでほとんど解消します。
この記事を読んで頂けたらその事前準備や、道具は何を用意すれば良いのかがわかります。
最近では女子ソロキャンパーさんも増えています。安心は最大の楽しむための要素ですよね。
ソロキャンプの魅力について
私の仲間にソロキャンプの魅力を聞いてみました!
・行きたい時に行きたいキャンプ場に行ける
・周りに合わせる必要がない、マイペースでやれる
・好きな物を好きな時に好きなだけ食べられる
・自由さと手軽さ
・自己肯定感があがる
ソロキャンプの最大の魅力は、なんと言っても「自由」なことですね。
自然の中に身を置き、自分1人ですべての準備、判断を行うことで達成感を得られます。
他の人のスケジュールや好みに縛られず、自分のペースでリラックスができます。
すべてが自分の責任において行動することになります。失敗、成功も含めキャンプが終わった後には自己肯定感がアップしていることでしょう。
ぜひ、何にも縛られることなく自然の音を感じ、自由に自分流のソロキャンプを楽しんでほしいと思います。
ソロキャンプを楽しむために
道具準備&予算
ここではソロキャンプに必要な道具について、おおよそな予算を含め書いていきます。
必ずしも高価なものを用意する必要はありません。
あくまでも自分が楽しく過ごせればそれでいいのです。
テント
1人用ではなく、2人用のテントを選ぶことをオススメします。
キャンプスタイルによりますが、どうしても1人用では狭く感じたり、荷物の置き場に困ったりします。そのためにも2人用のテントを検討してください。
目安予算:1万円~3万円
マット
寝るときに使用する敷布団にあたるものです。
キャンプでは直接地面の上で寝るので、地面のデコボコや底冷えなどをクリアしないと快眠ができません。そのためマットが必要になります。
マットも安いものから高級なものまで色々と種類がありますが、初心者のうちは安価で手に入りやすい銀マットがオススメ。
少なくても5㎜以上のものを選びましょう。
目安予算:1,000円~2,000円
寝袋(シュラフ)
寝袋も種類が多く、快適に寝ることができるかどうかに大きくかかわります。
一般的に「快適使用温度」が最低気温から-5℃のものを選ぶと良いです。
春夏秋に使える「3シーズン用」があると便利。
快適温度はー5℃~5℃のタイプを選びましょう。
冬はかなり冷え込みますので、別に用意したほうがいいです。
化繊素材やダウン素材などもありますので使用用途に合わせて選びましょう。
目安予算:5,000円~10,000円(3シーズン用)
クーラーボックス
ソロキャンプで1泊なら20ℓ前後あれば充分です。
クーラーボックスはハードとソフトがあります。
個人的には帰りにはたたんで小さくでき、軽いソフトクーラーがオススメ。
目安予算:3,000円~15,000円
テーブル
サイズ、高さなどキャンプスタイルに合わせて選びましょう。
私は調理、飲食を同じテーブル内で済ませたいので少し大きめのものを使います。
参考にサイズは120cm×70cm。すこしソロでは大きいサイズで、かさばりますが便利です。
DIYしてもいいかもしれませんね。
目安予算:3,000円~10,000円
イス
こちらもテーブルと同じくキャンプスタイルに合わせて選ぶといいと思います。
イスがなくても地べたスタイルというキャンプスタイルもあります。
リラックスできるイスを選びましょう。
3,000円~10,000円
ランタン
ランタンはメインランタンとサブランタンの2つあると便利です。
調理の時にお肉の焼き加減が見えなかったりすると残念な気持ちになりますので
メインランタンには明るめのものを選びましょう。
サブランタンは夜お手洗いに行くときやテント内で使えるもの。
ランタンにはLED、オイルやガスなど色々あります。
最初は充電式のLEDランタンがオススメ。
初心者さんのみならずベテランさんも愛用者が多いランタンです。
メインランタンには1,000ルーメンあたりを、サブランタンには250ルーメンあたりのものを準備するといいでしょう。
目安予算:3,000円~10,000円
調理用バーナー
キャンプの醍醐味のひとつキャンプ飯には必須アイテムですね。
こちらもCB缶やガス、アルコールなど種類が豊富です。
私は家庭用カセットコンロを持って行っていました。初心者のうちはこれで十分です。
目安予算:0円
調理器具
こちらもキャンプには必須アイテム。
ですが、わざわざキャンプ用に揃える必要はありません。
ご家庭で使っているもので十分にまかなえます。
目安予算:0円
カトラリー類
お箸やフォーク、スプーン。
ほかにナイフやお皿なども必要になります。
キャンプ用のものはデザイン性など優れたものが多いですが、結構よいお値段がします。
こちらも、家庭にあるものや100均などのもので十分につかえます。
0円~数百円
焚き火台
焚き火はキャンプにとって最大の非日常性を演出する道具のひとつです。
ほとんどのキャンプ場では直火が禁止されています。
そこで必要なのがこの焚き火台です。
かならず必須アイテムではありませんが、ぜひ購入をオススメします。
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テーマ、目的を決める
初心者のうちはソロキャンプに来たのはいいけど…何をしよう…と思うかもしれません。
ソロキャンプは基本的に何をしても自由です。
あらかじめテーマや挑戦したい目的を考えておくことを私はオススメします。
それによりソロキャンプがさらにワクワクしたものになりますよ。
・何もしないと決めて何もしない
・普段しない手の込んだ料理に挑戦する
・お酒に合うおつまみづくりに挑戦する
・地酒を楽しむ
・読書や映画に没頭する
・カヌーやサップや登山、釣りなどアクティビティーを楽しむ
・近くの観光をする
・帰りに日帰り温泉へ行く
ナドナド…無数にテーマ(妄想?)がでてきます。
1人なので誰にも気兼ねなく、その時の気分によってしたいことをテーマにしましょう。
格段に自分流ソロキャンプが楽しくなること間違いありません。
ただしテーマは1つ2つにしましょう。
欲張ってしまうと、ゆっくりしに来たのに、ただ忙しいキャンプになってしまいます。
もっとも重要なこと
私が考えるもっともソロキャンプに重要なことは
1.快適に寝られること
2.ゴハンを食べられること
3.安全と自然保護
4.マナーを守ること
以上4点です。
この4点を中心にキャンプ時間を組み立てていただけたらいいと思います。
キャンプ場ごとのルール、チェックイン、チェックアウトの時間も事前に調べておきましょう。
最後に…
記事の最後に、これからソロキャンプを始めようと思っている皆さんに。
実社会では誰かと比べられたり競ったり、勝ち負けを感じたり心は大忙しです。
ソロキャンプの魅力は1人が故、自由です。
誰の目も気にすることなく、自分だけのための時間を過ごす。
誰かと競うことも勝ち負けもありません。
ぜひ、ソロキャンプを通して自分らしさや、自分の時間をいとおしく大切にすることで、普段忙しく疲れた心を解放してあげてください。
それでは素敵なキャンプライフをはじめてくださいね。
著者
関東在住のアラフィフです。
普通のサラリーマンやりながら、月イチでソロキャンを楽しんでます。
キャンプ歴は10年。
オールシーズン、キャンプを楽しんでます。
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