【2020年代】洗濯機の主なブランドの概要、種類、比較

暮らし

冷蔵庫が使えない生活を経験したことにより、「ほかの家電にも同じことが起きたら」と考えるようになりました。
そこで、自宅にある家電の購入年月を一通り調べたところ、その半数以上が製品寿命を大きくオーバー。
特に今すぐにでも機能停止に陥りそうなのが洗濯機です。
動かすたびに、普通の運転音とは違った異常音?がちょくちょく気になります。
そろそろ買い替え時かなと思い、とりあえずブランドと型式をチェック。
三菱電機MAW-55Y。
よしまずは三菱電機からあたってみようかなと思ったら、すでに洗濯機事業から撤退しているではありませんか。
そこで現在生産している洗濯機のブランドを一から調べることにしました。

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【2023年生産・在庫】洗濯機の種類

2023年3月に実施された内閣府『消費動向調査』によると、洗濯乾燥機の普及率は36.8%
これは洗濯機の日本の普及率を100とした場合、残りの6割近くは全自動洗濯機であるのを示唆していることになるわけですが、この業界にうとい私からするとちょっと意外ですね。

パナソニックは2003年、日立は2006年からドラム式洗濯乾燥機の生産に乗り出しているようですが、全自動洗濯機の登場で二層式洗濯機の利用が大きく減ったような展開にはなっていないようです。
今度買う洗濯機は乾燥機能付きがいいかなと思っていましたが、よくよく考える必要がありますね。

確かに、乾燥が必須かと問われれば、かなり微妙なところ。
うちは衣類専用の乾燥機も特にないので、洗濯・脱水し終えた洗濯物は、毎回外で干しているわけですが、これといって面倒だったり手間だったり感じたことはありません。晴れていれば、たいがい1日で乾くし、雨の日でも2日もあれば着られるようになります。また、急ぐ必要もないので、もしあったとしても生活はそれほど大きく変わらないでしょう。

こんな風に思っている日本人が多いからなのか、洗濯乾燥機について中国2社は当分様子見?

【2023年発売】ドラム式洗濯乾燥機の機種数、容量、価格

機種数:右開き左開きは1カウント
価格:機種の中で最も価格の低いものを基準
(下記の表も同様)

うちの全自動の洗濯機の容量は5.5kgなので、大きいのしかないんだなあと思っていたら、洗濯乾燥機の場合、乾燥容量基準で見ないといけないのですね。
もし乾燥を使わないのであれば、これだけの洗濯が可能だと。

価格は全自動洗濯機の3~4倍といったところでしょうか。
パナソニックだけやや高めに見えるのは、私のチェックミスなのか?それとも他に理由が・・・。

そんなパナソニックの2003~2022年までの生産累計台数は500万台。
日立、こちらは国内累計出荷台数ですが、2006~2023年までで300万台。
他は未発表。
たくさん売れていればアピールするはずなので、パナソニックと日立の2強という見立てでいいのかなと。

イメージとして、屋外で自然に乾かすのと機械で人工的に乾かすのとでは、ナチュラル感のある前者のほうがいい仕上がりになりそうですが、実際、どうなのでしょう。
こればかりは自分で試してみないとわからないですよね。
ただ、試用目的で購入するにはやや敷居の高い金額ではあります。

【2023年発売】タテ型洗濯乾燥機の機種数、容量、価格

最初気になったのは、ドラム式との違い
洗い方について、衣類を持ち上げて回すのがドラム式で、衣類を底で回すのがタテ型。
どちらも洗浄力について差はないと。
大きく違うのは乾かし方で、傷みにくく省エネなのがヒートポンプ方式のドラム式。一方、タテ型はヒーター乾燥方式を採用しているためシワになりやすいうえに電気代がかかるようです。
水道代についてもドラム式に軍配があがるが、本体価格については2~3割くらいタテ型のほうが安い

ブランドについては、日立と比べるとパナソニックの機種数がかなり少ないのが気になりますね。
それだけドラム式のほうに力を入れているということなのでしょうか。
それぞれの出荷台数を知りたいところですが、公表していない様子。
ただ、どこかのアンケート調査で、ドラム式とタテ型の普及率の割合はだいたい2対1くらいでした。
これが正しいとすると、日立のタテ型洗濯乾燥機の国内累計出荷台数は2023年までで150万台近くいっている?

少なくとも、日立は減少傾向に進んでいる感じがしないので、ブランドや型式によって質が大きく違うのかもしれません。

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【2023年発売】全自動洗濯機の機種数、容量、価格

乾燥機能が備わっていない全自動洗濯機は基本、全部タテ型
ドラム式は近年モデルだとアクアで見ましたが、それも一機種だけでした。

日立のビートウオッシュシリーズの国内累計出荷台数は、2004~2022年までで1000万台。このうち乾燥機付きが150万台だとしても残り800万台以上で、ビッグドラムシリーズの倍は売れていることになります。

主要8ブランドすべて販売している洗濯機はこれだけです。
他の中小ブランドでも、乾燥機付きはなくても全自動だけは生産を続けているというケースは少なくないのかもしれません。
それだけ日本人の生活にマッチした製品といえます。

実は、ここ十数年、洗濯は他の家族に任せっきりでろくに手で触れていませんが、おそらく、運転ボタンさえ押せば、洗いからすすぎ、脱水まで全部やってくれるのだろうと勝手に期待しています。
そういうなにか、初心者でも気軽に扱える安心感みたいなものが全自動洗濯機にはあるように思います。
それに加え、洗濯容量と同じくらいの手頃の価格。自分の生活環境に合う洗濯機が一つは見つかりそうな選択肢の広さ。
洗濯機能だけを見れば、まさに理想的な製品といえるのではないでしょうか。

唯一課題があるとすれば、選び方。
価格に大きな差はなさそうなので、どれを選んだらいいのか、かなり迷うことになり時間を費やしそうです。

【2023年生産・在庫】2槽式洗濯機の機種数、容量、価格

私が公式HP等で確認した限り、2023年発売の製品はハイアールのJW-W55Gのみ
日立の最新機種は2016年製。パナソニックは2022年、アクアは2021年以降、新モデルを出していない様子。

ひょっとしたら、私が一番使っているのは2槽式洗濯機かもしれません。
建設業で寮生活をしていたとき、ほぼ毎日、汚れた作業着をぶち込んでは取り出すという工程を繰り返していました。
印象として、けっこう丈夫ですよね。みんな乱暴に使いこなしているイメージがありますが、いい意味でなかなかしぶとく壊れない。
操作が全自動洗濯機よりもはるかに単純で、ボタンというか操作スイッチが三つか四つあるだけ。
メカが苦手な高齢者にとっては最も使いやすいのかもしれません。

新モデルの開発は減少気味ですが、旧モデルの生産を続けてくれるだけでもありがたいように思います。

洗濯機のブランドは国産がいいのか外国産がいいのか

気持ちとしては国産(日本製)なのですが、たとえ本社が日本でも工場が外国なら、国産とはいえない気がします。
そもそも、資源の乏しい日本で洗濯機のような機械製品を一国の力だけで生産するのはほぼ不可能です。
なので、このことについてはあまり気にしていません。
重要なのは、ブランドではなく質と価格

とはいっても、アイリスオーヤマについて最近、ちょっと気になっています。
我が家では他の家電も含めて購入したことはないのですが、次々と古株が撤退していく中、新規参入していくその度胸あるいはチャレンジ精神。
他、第一線を退いた技術者をどんどん招き入れることを知り、応援したい気持ちが沸々と湧いてきています。

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